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こたつでぬくぬくしながら生活するこたつの妖怪。夏は元気が無い。なかなかのオタクさん。東方、自転車(ロードバイク、スポルティーフ)、車(愛車はRX-7 FD3S)が好物。
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お久しぶりです。
ブログをこうして書くのも久しぶりですね。

なんというか、Twitterの文字数では書ききれないこと、残しておきたいことはしっかりとここで書こうと思っているので、年に一回あるかないかの更新になってしまうんですよね。


さて、まだ書類やらパーツ剥ぎ取りの処理は終わってないのですが、FDを降りることにしました。


昨年タービンブローを修理し、フルエアロを組み、ようやく手元に戻ってきたのですが、年末から白煙などの症状が出て、先月いよいよエンジンがかからなくなってしまいました。

行きつけの車屋さんに見てもらい、アペックスシール破損によるブロー、と確定いたしました。


車検も迫っており、もう一度動くように直そうとすると65万はかかってしまうとのことでした。

悩みました。そりゃもう人生で一番というくらいに頭を捻りました。
それと同時に僕とFDとの思い出がいっぱい頭を駆け巡ってきました。


2013年4月。
中学生の頃からの念願だったRX-7。ワクワクしながら乗っていた日々を思い出しました。

もちろん、70万円台での購入ですから、いいことばかりではありませんでした。むしろ、辛かったことのほうが多かったでしょうか…。

社外ミラーが脱落
オイルランプ点灯
マフラーをぶつけたことでパイプが曲がり、冷却水も漏れ漏れ
車体の歪みによるリトラ干渉
悪い燃費に高い保険料
当て逃げ
リトラカバーが吹き飛んで行方不明
タービンブロー
フロント左タイロッドブーツ割れ
サスのショック抜け





今思いついただけでもこれだけあります。

ふたりで歩んだ約4年。そして2万キロちょっと。
決して楽しい道のりではありませんでした。

もし将来的にFDに乗り直すという気持ちがあるのなら、65万は決して高い出費ではなく、むしろこれからどんどん高騰していくFDではたいへん安い価格でしょう。


僕にとってFDとは、RX-7とは、ただの車でもなければ、ただのかっこいいあこがれのスポーツカーでもない。
12歳のとき、初めて車の世界に足を踏み入れて好きになった車。鮮烈な思いが脳裏に焼き付けられた偶像。
10年以上毎日頭のなかで反芻し、ノートの隅に「RX-7」と書き続けた、僕にとっては一種の神だったとでもいいましょうか。

だから他の車はその位置に及びもしない。特別な存在。
それが僕にとってのRX-7なのです。

今回降りるという決断をするにあたって、僕の中の僕と、ひたすらに会話をしました。
そこで出てきた気持ち。

「RX-7は永遠のあこがれであり、今後も変わることはない」


それでも出てきた気持ちは
「経済的、使用頻度などの現実的に考えたときに、趣味として割り切れる範囲を超え、手に余る」
「ほぼ自分がFD出やりたかったことは完遂した」
(心残りとしては静かなマフラーをつけることと痛車にすること)
↑でもこれは他の車でも成し遂げられる。
「4年弱とは言え、自分の中の伝説に乗ることができた満足感」

と言うものでした。

65万円かければまた乗れる、つまり実質65万円の価値と考えるとかなりお買い得です。
しかし、維持費、修理費を考えれば今後の負担は大きい。

上記のように自分の中では気持ちのケリはついたと判断し、車屋さんからの修理の提案を断り、降りるという選択をしました。

悲しい、という気持ちはもうあまりなく、ただただ「やり遂げたな」という未達成なのに達成感に浸ったような、「これでいいんだ」という少し年老いたような気持ちです。



ただ、もちろんこれでスポーツカーを降りるということではないです。
体が、環境が許す限り、自分の好きな車に乗り続けていこうという気持ちでございます。

カプチーノ→FDと乗り継いで、自分の中で、実際に所有してみて「いい」と思える車の像というか、そういうものが見えてきた気がします。

僕はやはり、黄色ナンバー含めた5ナンバーくらいのコンパクトなサイズ。手に収まる感といいましょうか、小さくてキビキビ動き、ドライブする、というのが伝わってくる車がいいようです。
そして、極端に維持費が高くなく、それなりの燃費で、かつ中身も外見も自分好みというわがままな車が好きなようですw

候補としては、SW20、T180系セリカ、NAロードスター、カプチーノあたりでしょうか。
みーんな今まさに高騰している車種なのが辛いところw
そしてもう旧車に入ってきて、FD並に手のかかる子たち。

それでもFDと違うのは、気持ちの面で、という意味で、FDより少し気軽に乗れるということです。これは長く付き合っていくことを考えれば重要な事です。
憧ればかりが先走っており、車と「付き合う」ということをFDでは忘れておりました。
もちろん、これは僕の車に対する考えであり、賛否両論あるでしょう。

でもとりあえず、車以外にも片付けなくてはいけないこともあり、しばらくは車遊びはお休みしようかと思っております。

1年か2年か…はたまたそれ以上かむしろ直ぐなのか。それはまだ僕にもわかりません。
少しばかりセンチメンタルにFDとの余韻に浸りながら、次のパートナーをゆっくり探していきたいと思います。

短い間だったけど、一緒に走れて楽しかったよ。
ありがとうFD。
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無題
とってもいい話
そら 2017/05/17(Wed) 15:34 *edit