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こたつでぬくぬくしながら生活するこたつの妖怪。夏は元気が無い。なかなかのオタクさん。東方、自転車(ロードバイク、スポルティーフ)、車(愛車はRX-7 FD3S)が好物。
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3/31、4/1と行われました、「μ's Final LoveLive!〜μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜」に、ライブビューイングという形でしたが、参加してまいりました。感想をまとめたいと思います。

実は、現地チケットが外れた時点で、「あ、もういいや…円盤と感想待とう」って気持ちは正直強かったです。そもそも、ド平日、しかも年度末、年度初めなんていう会社員には辛い2daysに、行けるわけないやんこれ…っていう気持ちが強くて、萎えていたのは事実です。

確かにラブライブ!というコンテンツは、おそらく美少女アニメ関係のコンテンツとしては最大規模で、かなりの認知度をここ一年ちょっとで獲得したものでしょう。とは言え、こんな書き方をするのはあれですが、確実にこのコンテンツの「旬」はとっくに過ぎていたとは思います。

4th、5thのライブのあたりが勢いとしては全盛期で、ファンミーティングの頃には、認知度を高めたアニメもとっくに終了し、ファンから見ても内容が正直微妙な映画が始まっていたとはいえ、決定打には成り得ないといったところで。

ファイナルライブの告知も諸事情があったためか結構ギリギリで、その間に友人知人を始め、ツイッターのフォロワーさんなんかでも次々と他界していくのを目の当たりにしていました。
僕自身は、「このコンテンツは久しぶりに本気でハマれそうだ」という確信があったので、シスプリ・ストパニ・東方の時と同じように、一生付き合っていくコンテンツとしてファンに成ったので、離れていく気はありませんでした。
が、やはり見かけはともかく内部的な勢いと方向性を見失い、ライトというか薄い層の人たちにまで浸透した弊害として現れる、質が下がったような、少し汚れたような…言葉に出来ないもやもやに包まれていくラブライブに、以前ほどの熱意を注ぐことは、正直厳しかった。

かくいう僕自身、ここのところは、こちらも同じサンライズでやはりひとつの終焉を迎えようとしていたアイカツ!の方に熱が入っていましたので、萎える気持ちに拍車がかかったようです。青菜に塩ですよ。

で、実際に3/31の当日になって、連れを劇場に送るついでに劇場内に行けば、案の定ラブライバーだらけ…。正直こんなところにいるのは辛いな…と思いました。もちろん、その人達を見下したりする気持ちはないのですが、僕の気持ちの萎えと、先述のような気持ちがあって、そういうのとは距離をとりたかったのです。

しかし、「これで9人の晴れ姿を、ワンマンで見るのはもう二度とない。中継とはいえリアルタイムで見ないと確実に後悔する」と思うようになり、ぎりぎり当日券があったので参加することにしました。実はここに来て、幸か不幸か仕事をやめたということもあって両日都合がついてしまったのです。

実は僕がニートを脱出して会社員になった原動力がラブライブで、その終わりとともにその会社をやめる、という皮肉な形になってしまいましたがねw

で、5時間超のライブということで、期待よりも不安が募っていました。
演者は持つのか、それよりも僕自身が飽きずに見続けていられるのか…


でも、開幕して最初のアニメーションで僕の不安ははるか後ろ何億光年へと吹き飛んでいきました。

以下ネタバレになりますご容赦ください。

μ’sが最初にライブを行った横浜ブリッツがアニメで描かれ、そこから次へとバトンを繋いだのは2回めのワンマン会場であるドームシティ。そしてそこからパシフィコ横浜、さいたまスーパーアリーナへとバトンをつなぎ、最後に今日のライブが行われる東京ドーム。
ここまで繋いでこれたよ、ここまでこれたよっていう気持ちが痛いほどスクリーンから伝わり、鳥肌が止まりませんでした。

そして一曲目は
「僕らのLIVE 君とのLIFE」
予想通りではありましたが、彼女たちのデビューシングル。

”答えなくていいんだわかるから
胸にえがく場所は同じ
何度でも諦めずに 探すことが僕らの挑戦”

僕はどちらかと言えばかなりの新参でラブライブ!へと足を踏み入れた。
それでも応援する気持ち、好きって気持ちはずっと持ち続けていた。
思いもしなかった地上波、紅白、そして東京ドーム――

本当にいろんな気持ちが溢れ出してきた。

”あこがれを語る君の
ゆずらない瞳がだいすき”

この曲を聞いた瞬間に僕は確信した。
これは、とんでもないものになる、と。

そして何より、長らく8人で動いてきたμ’sが、9人で踊っていることに、僕は涙をこらえきれなかった。
「いるよ!南ちゃんがいるよ!みんな揃ってるよ!!」


その後セットリストは彼女たちのシングル曲を流し出す。
ぼらららも衣装はスパンコールでキラキラした新しい物になり、もぎゅっともアレンジがかなり可愛くされたメイド服として再現されていた。
本当に今回は衣装、そして舞台にお金をかけたんだな、と思えるものだった。
シングル列挙は、もちろん当時の思い出など僕は持っていなかったが、それを追体験させるようで素晴らしかった。

そして今度はアニメ曲のメドレー。
ユメノトビラから始まり、来ないと思っていたススメ→トゥモロウ、ワンダーゾーン、これサム…二期の曲もしっかり混ぜながらの披露。彼女たちの踊る姿を見るたびに、アニメの名シーンが脳内を駆け巡る。
すでにこの時から、僕の目に映るのは9人ではなく、18人であった。きっと、世界中のラブライブファンが同じ気持であったろう。
ダンスタではメイド服の前掛がハロウィン仕様に変化し、客席をざわめかせた。


そしてやってきたユニットコーナー。みんなそれぞれ最後のユニットシングル及び最初のユニットシングルの衣装を元にしたものを着て、目の前に現れた。
Printempsは二曲+SSHを披露し、懐かしさに会場が沸いた。
リリホワも負けじと二曲+ふたりハピネスで会場をしっとりとさせた。リリホワの風船衣装が蓮コラ的に見えた
しかしやはりすべてを持っていくのはBiBi。
まさかのキューパンで会場を盛り上げてからのPSYCHIC FIRE。会場一丸となってのBiBiコールは本当に魂が震えた。

その興奮が冷めやらぬままライブは後半戦へ。

Angelic Angel
輝夜の城で踊りたい
だってだって噫無情

この流れも予想はしていたがやはり圧巻であった。劇場版の衣装を完全に再現し、和服つながりで名曲を披露した。
その流れのまま学年劇場版曲へ。とくに一発目のハロ星は衣装の再現からステージの再現まで、まるでミュージカルを見ているようなほどよく出来ていた。
りっぴーのソロパートで気付かされたが、りっぴーの歌唱力が段違いでうまくなっていた。Cメロは聞き惚れていて立ち尽くしてしまったほどだ。
シカちゃんのコートを脱いでノースリーブおっぱいが見えたのも良かった

そしてみんなで振り付けもしたミミミ。
あんなに泣かされる歌だとは思わなかった。


”μ'sic forever!忘れないで 君と僕の足跡”

この部分を歌うたびに僕の頬はグシャグシャになっていった。


そして本編最後のSUNNY DAY SONGとなった。
一緒に振り付けをして歌っていると、僕自身も映画の中のスクールアイドルになったようで、身近にμ’sを感じ、彼女らとともにあるんだという気持ちを強く心に刻み込めた。

こうして本編だけでも圧倒的ボリュームで、もう出るものもないほど全身から汁を出したまま、アンコールへとつながっていく。

アンコール最後となったMOMENT RINGは、最初は何も感じなかった曲なのに、振付があまりにも心に突き刺さるものであった。
イントロで一列になったメンバーが、一人ひとり、キャラの特徴を掴んだ動きをして配置につく。そして間奏では、9人が今までのダンスの印象的な振付を一瞬して止まるというのを左からウェーブで行っていくというものであった。

それだけで、ラブライブのすべての記憶、僕の思っていた感情、その全てが溢れだし、ペンライトも触れず、応援もできず、涙を床に垂らしたままだらしなく立ちすくみ、彼女らの歌に聞き入ることしかできなくなってしまった。


”無謀な夢から始まって
奇跡のようにすべてが繋がって
どうなるんだろう?
ドキドキで毎日が冒険だったよいつも
これからはもっとよろしくね
だって離れたりできるはずないんだよ
思い出だけじゃないからね
あたらしい夢が生まれてくると 僕たちは知ってるよ”

こうして最高のアンコールは幕を閉じた。さようならへさよならを歌わなかったのは、演者たちの行っていた「さよならという言葉は言わない」というポリシーからくるものだったのだろうか…

そう思いながら腰をつき、もう一回コールの中余韻に浸っていると

スクリーンに1stからいままでのライブ映像とインタビューが流れだす。
そのインタビューに涙した頃、劇場版の最後のシーンが流れだす。

μ’s、ミュージック、スタート!の掛け声とともに、劇場版の舞台がそのまま再現されたセットがアリーナに現れ、「僕たちはひとつの光」が始まった。
再現できないと思っていた、メンバーの足元に散る花の模様まですべて再現されていた。もう出せる言葉など何もなかった。すべての集大成だった。
今こうして記事を書いているだけで、僕の視界は滲んできてしまう。

そして最後のサビのところでメンバーの衣装が一瞬で早変わりする。
それぞれの色と、それぞれの花が飾られた純白のドレス。
ここまで手が込んでいるとも思っていなかった。
裏切られてしまった。良い意味で。

僕だけだったのかもしれないが、その時、舞台装置の上で踊る彼女たち9人の後ろには、はっきりと、9人のキャラの姿が見えた。オーバーな言い方ではなく本当に僕には見えた。

あぁ、やりきったんだな、ここまで頑張ってきたんだな…そういう気持ちで胸が満たされた。

インタビュー内でえみつんが「私は穂乃果に『やり遂げたよ、最後まで』ということが使命だったのかもしれない」という旨の発言をしていたが、本当に重みのある言葉だった。

立ち絵しかなく、グループ名も決まっていないところから彼女たちは始まり、放り出され、歌もダンスもアフレコも経験がないメンバーも居る中で、ほんとうに頑張ってここまでやってきた。
そうしてただのCVだった彼女たちも、立派にキャラに命を吹き込み、最終的には18人が一丸となって走り抜けてきた。

最後のライブにふさわしい、まさしく「伝説」であった、良いライブだった。
少なくとも僕自身はそう感じられた。

これからも僕はこのラブライブという作品とともに生きていく。
そう決意をさせられる経験であった。

ギリギリであったけど、生中継を見られてよかった。

ありがとう、18人のμ’s。
またどこかで会うその日まで。
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