【雑記】孤独の吐露と、希望の陰に

正直に心中を告白しよう。

僕は今とても孤独なのだ。生まれてこのかた、この感情に襲われ続けて、身も狂うほどの思いで過ごしてきた。10代の多感な頃は本当に地獄であった。生きていない毎日だった。


と、そんな過去の話はどうでもいい。


最近になって、ようやくその孤独と向き合う機会が持てた。今までソイツは僕にとってとても嫌なやつで、耳塞いでそっぽ向いて、無視し続けてきた。苦しかった。

でも最近、どれだけ逃げても僕は袋小路なのだし、人生はある程度はテーブルの上でしか転がらぬものであるし、色々失いすぎて前後不覚な現状に落ち着きを見出して、初めて僕は、塞いだ手をどけてみた。


僕と向かい合ったソイツは、ぽつりぽつりと語りだした。
心地よくなど無いが、何故か面白い。


そして、一つの世界がまたとびらを開いた。

―正直、遅すぎだよ

と鼻で笑ってしまった。


人はボクのことをおかしいというかもしれない。バカだと思うかもしれない。でも、それはその人の世界での僕であるだけで、僕の世界のボクがくじける必要はない。もちろん、世間で行きていける最低限は握りしめておこうとは思うけど。


だから、やりたいこと全部やってから人生を終えたい、と初めて思えるようになった。もう四捨五入したらそろそろ三十路になるような年齢だけど、僕にとっての2014年は再スタート、０の年にしたいと思う。


ネットでプライベートなことを具体的に語るのはあまり好きではないのだけど、ちょっとだけ言わせてほしい。




なんやかんやがあって、僕は7年ぶりに実家に帰ることになった。長かった一人ぐらしに、意外な形で終焉が訪れた。正直、実親や親類との折り合いも悪く、喧嘩ばかりしていたりで、出生のことからして僕は居ないほうが良い方の人種に当たる。

恐らく実家で暮らすということは、想像以上に苦しい日々であろうと推測される。


しかし、大きなメリットもある。それは、一軒家で街中ということも有り、あまり騒音に気にしなくて良いということだ。楽器を演奏しようが、歌を歌おうが、案外問題ないのだ。


これでようやく、埃をかぶっていたAlesisのキーボードも日の目を見る。


僕は実家に帰ったら音楽をやりたい。
音痴だし、楽器も出来ないし、才能も努力もまるでない。でも、僕は自分の胸中にしたためた思いを書きなぐった。それを何らかの形で外に出したい。

たとえ稚拙でもいい、形にしたい。


今はそれだけが目標だ。

そして、同時にラジオの再開もそこからにしようと思う。小説の執筆もしたいが、これは、まだまだ時間がかかりそうだ。



そんな淡い決意を胸に秘めた年末でした。
みなさま、良いお年を。